群馬大学工業会100周年に向けて
−ネットワーク基盤(絆)強化へのお願い−
− 会報158号 巻頭言 より −
一般社団法人群馬大学工業会
    理事長 久米原宏之 42M
 現在は明治維新から150年を迎え、情報の伝達拡散速度が急速で社会環境に急激な変化をもたらしています。この4月に新入生を迎えると、平成年代の会員がますます増え、新たな活力が生み出される新年度が始動します。
 会員各位におかれましては、益々ご健勝で各分野でご活躍のこととお慶び申し上げます。

記念館改修完了と母校活動の現状
 学内では、工学部同窓記念会館が創設以来の幾多の環境変化に耐えた傷みを修復すべく、国の支援に加えて地域の支援も頂きながら、大規模な耐震改修工事が完了しました。母校の創立以来の象徴として原型維持を図りつつ、さらに国の文化資産として地域のまちづくりの核となる新たな姿を見せています。会員各位におかれましても、新装成った記念会館見学をしながら母校へ足をお運びいただければ幸いです。
 さて、現下の少子高齢化と国際社会での競争激化を見据えて、第5期科学技術基本計画が策定されました。各大学が世界に先駆けた「超スマート社会」の実現(Society5.0)や新たな価値創出のために、特色あるダイナミックな教育改革に取り組むことが求められています。そのような状況下、母校では元素科学国際教育研究センターからの創造的発信や、次世代モビリティ社会実装研究センターからの新たな展開がみられ朗報が期待されています。

工業会活動について
 工業会は新役員組織のもと活動を始めました。総務委員会(関根委員長)は2つの改革活動をWG(ワーキンググループ)方式で推進し、WG1(組織の活性化と財政の安定化‥リーダー篠崎常任理事)とWG2(母校・在枚生・地域への貢献と会員への支援:リーダー桑子理事)を中心に、体質改善や支援活動の具体化を図る動きが始まりました。会計・財務委員会(小松原委員長)では、事業活性化のために必要な財源確保に向けて運営しています。クラス会等の各集会の参加者からのネットワーク強化が図れれば、事業が進展し活性化に有効かと思います。事業委員会(木村委員長)と振興委員会(三上委員長)では大学との連携を図り、学生が参加する諸事業を推進しました。その結果、アンケートからも会の認知度が高まり、事業内容が地域の新聞等にも報道され、工業会の大学への支援事業が有効であることが認められました。会報編集委員会(飛田委員長)では内容の充実に鋭意努力中で、工業会の活動基盤である各支部やクラス会など、会員の絆を強める重要な事業となっています。しかし費用対効果を考えると印刷・製本費や通信費が漸増し、情報共有の迅速化を考えると、ICT化を含めて早急に改善を図りたい課題です。

同窓会100周年に向けて
 大正10年(1921)に当時の校長西田博太郎先生の提唱によって創設された“同窓会”が、2021年に100周年を迎えます。「温故知新」のことわざにもありますように、工業会発足からの活動経緯を振り返るのに有意義であると思います。昭和50年代当時の吉田武理事長が、“母校愛、同窓愛”に基づき母校との関係を密にし、会員が一体となって協力できるような体制づくりに努められました。21世紀のビジョンでも同様の理念に基づいた指針を示されていることを再認識しながら、持続的発展のために工業会設立100周年に向けて、会員各位の稔力を結集し、下記のスローガンのもと工業会の活性化にご支援・ご協力をお願い申し上げます。“会員各自が事業に参加し、会員の経験値に基づく相互作用(コミュニケーション)の相乗効果によって有意義な時と空間を感じ、社会の発展のために活動している会員に有効な場が生まれるように団結していきましょう”

 終わりに、会員各位のご健勝を祈念いたします。
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